テニミュ行った
お誘いを受けて人生で初めてテニミュ行った。
当然知ってるコンテンツではあったものの、行ったことはなかったのでいい機会だし行ってみた。
自分は男性でテニスの王子様という作品に強い思い入れがあるわけではないけど、それでも原作を読んだあとに観劇したところしっかり楽しめた。
そもそもエンタメとしての質がかなり高くて、演者以外の部分でも制作陣がファンを楽しませようとする工夫が凝らされている。
ちなみに思い入れは無いとは言ったけど、テニスの王子様のアニメは当時リアタイしてたしテニススクールにも行ってたのでしっかりお世話にはなってました。
当然初見だったんだけど、照明でテニスボールを表現するのはなるほどすぎた。思いついた人天才。
音がしっかり合ってれば素振りでもかなり打ってる感出るんだなと感心した。全然違和感無かった。チャリのハンドル持ってるだけの舞台をどう思うかは分からない。
たまたまテニス経験者なのでテニスという競技としてどうなのかみたいな目線で結構見てしまうんだけど、演者によってフォームの巧拙が結構あって面白い。千歳役の人たぶんテニス上手い。
経験者じゃないと違和感ないのかもしれないけど、スイングするとき面が作れているか、プロネーションちゃんと出来てるかどうかで迫力が全然違う。
キャストがテニス教わってないわけないだろうし、演技指導としてここは不要と制作陣に判断されてるんだろうな~。でもここちゃんとしてくれたらもっとかっこよくなると思うんだけどな~。
原作もそうなんだけど、面白くなるならキャラの特徴とか本筋のストーリーすらネタにしていく愚直さがあったのがよかった。
スポーツ漫画としてちゃんと出来が良いのもそうなんだけど、この姿勢が許斐先生の人間性を一番表してる気がして、原作読んでて一番好きなポイントだったのでテニミュにもしっかり反映されていて嬉しい。
ファンが多いのも頷ける。これで役者や作品に思い入れがあったら超幸せ空間だと思う。
個人的に原作で好きだった話は乾 vs 柳の試合で、四天王寺の試合は河村の試合が一番好きだった。
河村の試合は自分が見た2/1公演の時点では原作のほうが好きだった…けどこれが凱旋では原作より良くなったりしてるからみんな複数公演観に行くんだろうな。分かります、そういう楽しさ。
今回は不動峰の面々が色んなところで調整弁として使われていたけど、使い方に脚本のうまさを感じるところがいくつもあってプロの仕事を感じた。
結構高いレベルで構成されてた印象で、もしかしたらミュージカルのテンポが好みな可能性もあるなという発見もあった。
音楽も思ったよりジャンルが色々展開されていて、割とクラブミュージックのジャンルに属する曲調があったりしてこの点でも楽しめた。
そもそもでかい箱ででかい音で曲を聴く時点である程度楽しい。
とはいえ歌の上手さは差が凄いのも逆に面白かった。地下アイドル応援してる時の気分とまでは行かないけど、この差でファン層色々獲得できてるような気がする。
全員上手くて完成度が高すぎるよりも、ある程度親近感持たせる要素あったほうが熱入る人もいる。
同じ公演何回も見るほどの熱量はないけど、次の公演も一回行っても良いかもなと思えるくらいには楽しめた。
自分じゃ行こうと思わなかったしだから男が全然居なかったんだろうけど、原作読んでて観劇ある程度好きだったら男でも十分楽しめるくらいのコンテンツ力あったのでおすすめです。